初代醉月が木型を使って急須をつくりはじめたのが醉月窯のはじまりです。

それから今に至るまで、手仕事にこだわり、急須を中心に様々なうつわをつくり続けています。

胴・手・口・蓋・茶こしと、それぞれのパーツからひとつひとつつくる急須。

お茶を淹れる道具として、使いやすいことはもちろんのこと、ほっとひと息つくとき、仲間で語らうとき、家族みんなで笑顔になれるとき、そんな時を共にできるような愛される道具、人と人をつなぐ道具でありますように、萬古焼の由来でもある「萬古不易」のごとく、永遠につづきますように、と願いを込めて。

萬古焼の伝統を引き継ぎつつ、新しい技法も取り入れながら、ひとつひとつていねいにつくり続けています。

四日市萬古焼

桑名の商人・沼波弄山(ぬなみろうざん)が、江戸時代に現在の三重県朝日町小向(おぶけ)に窯を開いたのが始まり。自身の作品が永遠に伝わるようにと願いを込め「萬古不易(ばんこふえき/永遠に変わらないこと)」の印を押したのが萬古の名の由来です。

萬古焼は三重県四日市市の地場産業で、国の伝統的工芸品としても指定されています。

“G7 伊勢志摩サミット”晩餐会および総理大臣夫人主催夕食会にて使用された酒杯
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