約300年の歴史ある四日市萬古焼。
この地に生まれた初代醉月が木型を使って急須をつくり始めたのが醉月陶苑の始まりです。現在は3代目となる醉月を中心に、長男・潤、次男・潮、醉月の妻・きし代と、それぞれが作家として、紫泥急須をはじめとした伝統的な作品や個性ある新しい技法を用いたオリジナル作品など制作しています。
醉月窯のあゆみ
初代醉月(鋼三郎) 明治2年~昭和5年
明治33年 郵便局長退官後、木型萬古を製作
趣味の俳句の号を、急須に印した。
二代醉月(源) 明治34年~平成2年
昭和48年 四日市無形文化財指定
昭和52年 県民功労賞受賞
昭和57年 四日市市文化功労者表彰
当代 三代醉月(洋) 昭和19年~
昭和19年 四日市に生まれる
平成 5年 三代目醉月を襲名